恐竜のはくぶつかん 東海大学自然史博物館 faq
Question 恐竜はどのように名前がつけられるのですか?
Answer
恐竜は、それらの化石を発見して記載した科学者によって、「学名」という風変わりで聞きなれない名前がつけられます。恐竜に名前をつける方法は、植物学者が植物の新種に名前をつけるときや動物学者が動物の新種に名前をつけるときに採用している方法と同じです。この場合、新しい名前はすでにつけられ名前でないものでなくてはなりません。
恐竜の名前は、その恐竜の特徴を示したり、またはその動物に似ているものの印象であったり、またはそれが見つかった場所の名をとったり、またはそれが生きていた時代を参照したり、それを発見した人の名前、またはまったく意味のない名前がつけられます。
もし、これらの名前がそれぞれの国の言語でつけられたら、どうでしょう。ちがう国では名前がかわってしまい、ちがう国同士で話をするときに共通の名前がないと混乱が起きてしまいます。そこで、生物の種類の名前(学名)については、ラテン語または古代ギリシャ語で表現して、イタリックで書くきまりになっています。  たとえば、“Tyrannosaurus rex”は英語では"tyrant lizard king"、日本語では「暴君・トカゲ・王」という意味ですが、世界のどこの国の人でも“Tyrannosaurus rex”は“Tyrannosaurus rex”としてしか表現することができません。
“Tyrannosaurus”は、日本では「チラノサウルス」や、「ティラノサウルス」、「ティランノサウルス」などと発音され書かれます。どれが正しいのかと聞かれることがあります。学名に使われているラテン語と古代ギリシャ語は、古典で使われている言葉なので、書くことはできても、今ではだれも話し方や正確な発音の仕方を知りません。そのために、学名の発音の仕方は国によってさまざまです。したがって、“Tyrannosaurus”の発音や表記については、それらのどれが正しいかはわかりません。
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Copyright (c) Social Education Center TOKAI University All rights reserved. 最終更新日:2004年02月14日