恐竜のはくぶつかん 東海大学自然史博物館 faq
Question 恐竜の卵はどのくらい大きいか?
Answer
恐竜の卵は、多くの人が思っているほど大きくはありません。卵の化石はアメリカのアラバマ州、モンタナ州、ユタ州や、アルゼンチン、中国、フランス、モンゴル、イタリア、南アフリカなどから発見されています。最大の卵でも長さが約30cmで、多くのものが長さや直径が15cm以下です。これは、直径が20cmにもなるダチョウの卵よりも小さいものです。
恐竜の卵は、現在の鳥の卵のように硬くてもろい殻でできています。この殻には卵の内側と外側とでガス交換を行うためのたくさんの「気孔」というとても小さな穴があいています。卵の中の胚は、殻にあるこの「気孔」を通して外気と呼吸をしています。卵が大きくなると、卵自体も重たくなるため、それを支え殻も厚くしなくてはなりません。殻が厚くなっても、呼吸のための「気孔」は増えないために、胚は体積が増えた分の呼吸ができなくなってしまいます。そのため、卵の大きさには制限があり、それほど大きな卵はできません。
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Copyright (c) Social Education Center TOKAI University All rights reserved. 最終更新日:2004年02月14日