恐竜のはくぶつかん 東海大学自然史博物館 faq
Question 恐竜には耳がありますか?
Answer
もちろん、恐竜にも耳はあります。多く哺乳類がもつ耳たぶはなく、目の後ろ側に小さな穴があいていたと考えられます。
哺乳類の耳は他の動物とちがって、それまで恐竜(爬虫類)などの顎間節だった方形骨と間節骨が、哺乳類になるときぬた骨とつち骨音となり、爬虫類からうけついだあぶみ骨とともに、鼓膜から内耳に音の振動を増幅して伝える連鎖をつくっています。ですから、哺乳類は恐竜よりも聞こえる音の範囲がとても広く、いろいろな音のちがいや、特徴を感じることができる構造になっています。反対に恐竜などは、ある限られた音域と音質の音しか聞こえなかったと思われます。
映画や恐竜の展覧会などで、よく恐竜が叫んでいますが、恐竜はどんな声を出していたのでしょうか。パラサフロロフスなど鼻腔に空気をためて発声していたとされていますが、その音を識別する耳も必要です。鼻腔の形から発声できた音を復元されていますが、耳の構造から恐竜がどんな音を識別できたかは研究された例はありません。また、脳の構造から、聴覚をつかさどる部分の発達した恐竜もあるようで、これからは恐竜の聴覚に関する研究も興味あるところです。
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Copyright (c) Social Education Center TOKAI University All rights reserved. 最終更新日:2004年02月14日